今なぜ霊園ではなく、寺院墓地なのか？…　その理由は寺院墓地には数百年の何代にもわたって受け継がれてきた歴史があるからです。私たち湘南メモリアルネットがご紹介する寺院は行き届いた管理に充実した設備を整え、安らぎの地として理想的な環境にあります。

茅ヶ崎市甘沼　成就院　（高野山　真言宗）

地域に支えられ愛される自然あふれる里山のお寺。
春のさくらにはじまり四季の彩りに囲まれた境内です。4月中旬から下旬頃には、白く垂れ下がる総ほうがハンカチを垂れ下げたように見える珍しい「ハンカチノキ」の花が美しく咲き、5月初旬には名木「なんじゃもんじゃ」や、「日本しゃくなげ」の花が美しく 咲き誇ります。

茅ヶ崎市代官町　千手院　（高野山　真言宗）

国道1号線沿いの石灯籠が目を引くお寺。
広い駐車場にある真言宗のゆるキャラ「こうやくん」の看板が迎えてくれます。
ご本尊は、千手観世音菩薩坐像。2011年頃まで数年に渡って修復されていた閻魔十王象があり、かつては大山詣での客で賑わう田村道沿いまで出開帳していたという。

茅ヶ崎市浜之郷　龍前院　（曹洞宗）

龍前院は、地域に開かれたみなさまのお寺。
約800年前に開かれた歴史ある寺院で、境内には市の文化財が多く現存。
茅ヶ崎市内最古の梵鐘や鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて建立されたと考えられる十基の五輪塔があります。曹洞宗の認可参禅道場でもあり、新春祈祷会、春秋の彼岸会、夏の大施食会など、年間の行事に合わせて坐禅会も開催しています。

茅ヶ崎市堤　浄見寺　（浄土宗）

江戸時代の奉行・大岡忠相をはじめとする大岡家の菩提寺として知られるお寺。
春には大岡越前祭が催され多くの方が訪れます。浄見寺山門や浄見寺周辺にも桜が咲き乱れ、桜の季節が特におすすめです。金銅製六臂（腕が6本）の弁才天坐像は県指定重要文化財。墓所の脇に立つオハツキイチョウは、葉の上にギンナンのなる変種で、
県下で最初に発見されたものです。